深沢真太郎「論理ガール 人生がときめく数学的思考のモノガタリ」

 

論理ガール 〜Lonely Girl〜 人生がときめく数学的思考のモノガタリ

論理ガール 〜Lonely Girl〜 人生がときめく数学的思考のモノガタリ

 

 

 

数学的思考によって、人間関係、お金、仕事、遊び、恋愛、未来について考える、ライトノベル風数学本。

数学モデルでいろいろな事象を説明すること、(言葉の)定義を明確にすること、すごく明解だな、と思いました。数学的思考の女子高生と経験重視のサラリーマンという対極の主人公をおいているのも、いいのかな、と思いました。

「先輩、恋愛ってコンパ悪くないですか?」と帯にありますが、第5章では、”ときめき”を数値化して考えたりしています。

数学が苦手な人にぜひ読んでほしいですね。わかりやすいと思います。

 

第6章にある、これらの言葉がすごくいいですね。心がけていきたいです。

「多くの言葉で少しを語るのではなく、少しの言葉で多くを語りなさい」ピタゴラス

「数学とは、人生を語り合うための最強の”言葉”である」(p.298)